病院紹介

聖マリアンナ医科大学附属の特定機能病院として高度先進医療をはじめとする質の高い医療を行うとともに、川崎北部地域の中核病院として近隣の医療機関との連携を強力に推進しています。

また教育病院として、卒前の臨床医学教育や、卒後の初期および後期の臨床研修を行なっています。

診療科数は30科、許可病床数は1208床です。

診療方針として建学の理念である「愛ある医療」を掲げ、患者中心の医療を実践しようとする意識が全職員に徹底していますので、患者さんのために働きたいと思っている医療人にとって、大変働きやすい職場です

主任教授からのメッセージ

2018年4月より、聖マリアンナ医科大学皮膚科学教室を担当しています門野岳史です。

私はメラノーマなど皮膚癌を専門にしていますが、勿論それ以外の全ての皮膚疾患に対して数多くの診療を行ってきました。

当教室には腫瘍外来、血管炎外来、アトピー外来、乾癬外来、レーザー外来があり、ほぼすべての皮膚疾患に対応できるようにしています。

聖マリアンナ医科大学皮膚科学教室は本院以外に、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院(横浜市旭区)、川崎市立多摩病院(川崎市多摩区)、町田市民病院(東京都町田市)の3施設が関連教育病院となっています。

どの病院も聖マリアンナ医科大学病院から近く、専門医としての研修が行いやすいのではないでしょうか。

当教室は決して大きな医局ではないですが、その分まとまりがよく、お互いによく教え合うことで全体としての診療能力を高めています。

また、私自身も教育を最重要視していますので、回診やカンファレンスなどを通じて皆で議論し、考える中で皮膚科医としての能力を高めるとともに、新しいものを見出すことができたらと考えています。

当教室は女性が多く、明るく楽しい雰囲気です。皮膚科学に興味を持ち、皮膚科学を真摯に学びたいと考えているすべての医師を歓迎していますので、興味のある方はぜひご連絡下さい。

教室の歩み

皮膚科学教室は1972年(昭和47年)に、初代 関建次郎教授のもとに開講されました。

教室の基盤作りに尽力された関教授のあとを受けて、1991年に溝口昌子教授が着任しました。

溝口教授は、教育、診療、研究に抜群のリーダーシップを発揮し、教室は飛躍的な発展の時期を迎えました。

続いて2005年より相馬良直教授が3代目主任教授に就任されました。

圧倒的な診断能力・知識を持ち、なおかつ誠実な人柄で、医局員の臨床教育のみならず、分け隔ての無い診察をされ、聖マリアンナ医科大学皮膚科の発展に貢献されました。

2018年4月より現教授門野岳史先生が就任され現在に至っています。

関連病院

現在当科の関連教育病院として継続的に常勤医師を派遣している病院は、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院(横浜市旭区)、川崎市立多摩病院(川崎市多摩区)、町田市民病院(東京都町田市)の3つです。いずれも日本皮膚科学会の専門医研修施設に指定されており、派遣期間が専門医研修期間に算定されます。

横浜市西部病院は本学の附属病院で、病床数は518。皮膚科常勤医は3名です。

川崎市立多摩病院は本学が指定管理者となっており、病床数は376。皮膚科常勤医は2名です。

町田市民病院は町田市立の公立病院で病床数は447。皮膚科常勤医2名です。